30歳男性

~成婚レポート~

婚活をはじめたきっかけを教えてください

・高校~大学院~職場までずっと男だらけの環境で出会いがない
・もうすぐ30代になってしまう、という漠然とした焦り
・一人でやりたい趣味はだいたいやりきった
・一人は寂しい!!一緒に旅行行ってくれる人が欲しい!!
→よし!婚活するか!
という感じです。

めちゃくちゃ自己肯定感が低いので、結婚できる自信はゼロのまま婚活を始めました。
「どうせ結婚できないし、そもそもお見合いも誰とも出来ないだろうけど、やるだけのことはやって、駄目ならきっぱり結婚を諦めて一生独身の覚悟を決めよう・・」と思いつつ入会手続きをしました。

結婚相談所を選んだ理由をお聞かせください

結婚が目的の人が集まってる場所であること、入会に際して各種証明書が必要なので相手の情報に偽りがないこと、ある程度第三者(カウンセラー)の目があるので安心であることが理由です。

マッチングアプリや社会人サークルにも登録しましたが、結局誰とも会いませんでした。
結婚というよりは遊びが目的の人が多い場所なので、結婚が目的の自分には向いてないかな~と思ったことと、恋愛強者たちに勝てる気がしなかったからです。笑
年収・経歴が誤魔化し放題だったり、怪しい勧誘目的の人が居るということも不安でした。
※実際、友人から「アプリで会った人が二連続で宗教の勧誘だった」という話も聞いていたので、尚更不安でした^^;

カウンセラーとのエピソードを教えてください

プロフに「尊敬する人物は江頭2:50です!!」って書いて出したら無言で削除されたこと。笑
あとは毎月、面談(という名のほぼ雑談)をしてもらってましたが、あれが結構救いになってました。

お相手様とのエピソードを教えてください

相手にどう思われてるのか分からなくて、なかなか敬語をやめられなかったのですが、相手の方から「もっと仲良くなりたいから敬語やめませんか?」ってLineが来て死ぬほど嬉しかったです。
でも先に言わせてしまったのは申し訳なかったですね。
あとは真剣交際がなかなか言い出せずに、レストランを出て駅の周りをグルグルした後、更に(逆方向のはずなのに)相手と同じ電車に30分一緒に乗ってしまいました。
きっと意味不明で不気味だったと思います^^;
二回目の乗換駅でいよいよ覚悟を決めて駅の端っこまで引っ張ってやっと伝えられたんですが、こんなんでよくOKしてくれたなと今でも思います...。
こんなヘタレですが、プロポーズでどうにか汚名返上できたと思ってます。笑

初めて会った時のお互いの印象を教えてください

(言っていいのかわかりませんが笑)正直、プロフィールの写真は暗くてあまり写りはよくなかったので、どんな人が来るのかな?と思ってたのですが、実際は写真よりも明るくていいな~と思いました。
スマホでスカイダイビングとかバンジージャンプに行った時の動画を楽しそうに見せてくれたのですが、お見合いでそんなことしてきた人は今まで居なかったので印象的でした。

この人と結婚したい(するかも?)と思った瞬間はどんな時でしたか?

仮交際3回目だったでしょうか。
オススメの焼き鳥屋に連れて行って貰って、その帰りに名残惜しそうに「公園をちょっと散歩しよう」と言われました。(それだけで結構嬉しかったです。笑)
結局、ちょっとどころか二時間以上家族の話や子供の話、仕事の話、将来住みたい場所の話などいろんな話をしました。
話をしているうちに、なんか懐かしいような、だいぶ前から知り合いだったんじゃないかという感覚になってきて、不思議と婚活が一段落したような気持ちになり、お互いに今までの婚活のぶっちゃけ話までしました。笑
その時から「他の人とは違う」「この人かもしれない」と思い始めました。

活動中のお悩みや苦労したことを教えてください

正直、お見合い→仮交際成立率は思ったよりも高かったです。
記憶が正しければ12回中お断りは2回だったでしょうか。※※←確認お願いしますm(_ _)m※※
それは嬉しいことなんですが、成婚したお相手以外の交際は、1人を除いて"全員"こちらから終了してしまっていました...。

自分の場合、ものすごい慎重派だったので、申し込み・申し受けする人はプロフィールを熟読して、(上から目線かもしれませんが)すごく厳選してました。
※内面重視だったので、写真はそんなに気にしてませんでした。

そんな感じだったので、当然お会いする方は似た雰囲気の方が多かったのですが、同じ感じの人と同じような会話をして、同じように仮交際に進み、同じように「なんか違うなあ」と思ってしまい、同じように断ってしまうことを繰り返していました。
これじゃダメだと思って、3回・5回・8回(!)と仮交際を続けてみた方も居たのですが、条件的な話し合いはかなり深い所までできても、仲が深まっていく感覚があまりなく、結局「なにか違う」と思ってしまい、お断りしてしまいました。
・長く付き合わせておいて申し訳ない
・こんな事繰り返してても結婚なんてできる気がしない
・選り好みしすぎなのか?
・婚活って、その気がなくてもとりあえず先に進める人と進んでみるしかないのか?
・そもそも自分がどんな人を望んでるのか分からなくなってくる
・そもそも本当に結婚したいのすら分からなくなってくる
・何人も並行で仮交際するのがいろんな意味で辛い
という感じで病んできたり焦ったりして辛かったです。

それはどの様に乗り越えましたか?

初心に帰りました。
自分の場合は「婚活をやるだけやって、駄目ならきっぱり結婚を諦めて一生独身」という気持ちで入会してたので、「これでダメなら諦めよう!!」と半ばヤケクソで申し込みまくって一気に週末にお見合いを5件詰め込みました。
そこで会ったのが成婚したお相手です。
たまたま出会えただけなので、乗り越えたと言えるのか微妙ですが。

お相手にされて、キュン❤とした事があれば教えてください

しっかりしてて強気な人だと思ってたんですが、ある時に一気に悩みを吐き出してくれて、素顔が見れて嬉しくなりました。
あとは真剣交際入る時に「これからよろしく!」って感じで初めて握手した時、ものすごいしっくり来てオキシトシンがドバドバ出るのを感じました。笑

おススメのデートスポットがあれば教えてください!

アクティブな人同士なら軽い登山がオススメです!
高尾山もいいですが、人が多すぎるので、小仏峠・景信山あたりもオススメです。
(疲れたり服が汚れたり綺麗なトイレがなかったりペースが合わなかったり...大変なことも色々あるので、お互いのいろんな面が見えると思います。)

温泉好きなら箱根がオススメです!
温泉好きとして天山湯治郷を推しておきます。
帰り道はバスを使わずに川沿いと温泉街を散歩して、蕎麦屋さんや湯葉丼の店で夕食を食べたり、駅近の足湯で電車の時間まで長話するのも良かったです!

あとは
・都庁の展望台
・寄生虫博物館
・フクロウカフェ(写真を撮って貰えるので思い出になる&フクロウかわいい)
・メイドカフェ
が良かったです!

クリスマスの時期はイルミネーションとかクリスマスマーケットもいいのですが、想像の150倍くらいの人混みなので、例えば六本木であれば
・ミッドタウンの武蔵野美術大学の展示(無料&暖かい)
・富士フイルムの写真展(無料&暖かい)
・出雲大社の東京分祠(縁結びの神社!!)
・乃木神社
のように穴場を探しておくと時間つぶしや予定変更がスムーズにできてオススメです!

結婚相手に求める条件で、これだけは譲れないと決めていたものはありましたか?

条件とか見た目とかよりも本当に内面が大事だったので、
1.旅行が大好きなので、一緒に旅行に行ってくれそうな人!
2.話し合いができる人
くらいしか考えていませんでした。
※でも2番目はめちゃくちゃ大事だなと思わされる事が婚活中に起きたので...この条件は間違いではなかったです。

これから婚活を始める方や、婚活を検討されている方へメッセージをお願いします

相談所は「自力で結婚できない人の最後の砦」でもなく「お金を払えば結婚させてくれる場所」でも無かったので、いくらサポートがあると言っても最低限の準備と自責の気持ちが必要だと思いました。

自分の場合、婚活以前に「それなりに清潔感のある普通の男」になるためにやることが多かったです。
・清潔感を出す(医療脱毛・肌のケア)
・30kg痩せる(※元の体重は秘密♡)
・服装をどうにかする(パーカー以外の服を着たことがない^^;)
・人生で初めて美容室に行く(1000円カットしか行ったことない^^;;)
・人生で初めて眉毛を整える(産まれてから生やしっぱなし^^;;;)

等、まずは努力でどうにかなることを頑張って、第一印象で不愉快な思いをさせないであろう状態になってから入会しました。
これはやっておいてよかったと思ってます。

逆に、「Lineは駆け引きする場所!!」「わざと不安にさせてから安心させて依存させろ!!」みたいな恋愛テクニック動画はいくら見ても無益だし、むしろ有害だと思いました。
名の通った婚活カウンセラーすらそういうこと言ってたりするのは残念です。

その他何かございましたら自由に書き綴っていただいて大丈夫です

正直、「初対面から3~6ヶ月程度で婚約とか早すぎ!!週一で会っても十数回しか会ってないのにそれで婚約とかみんな正気か!?」って思いが入会してからもずっとあったんですが、いざ自分がその立場になってみると、まあ妥当だなあって感じてしまうので不思議です。笑
これ以上長くても短くても良くなかったと思います。

今思い起こしても婚活はキツイことが多いし、二度とやるもんか!!って思ってますが(ごめんなさい)
それでもホテルのラウンジや「手頃でいい感じのイタリアン」等、婚活してなかったら行かなかったであろう場所に行けたのは良かったし、「20人以上の初対面の女性と一時間面と向かって話し続ける」なんてことをしたことがある人はなかなか居ないと思うので、いい経験だったと思います。
こんな自分に時間を割いて会ってくれた人に感謝!です。

~担当レポート~

改めてご成婚おめでとうございます~祝

ご本人のレポートでも色々と書いてありましたが、
彼との面談は毎回アドバイスだけではなくて雑談系も多かったような気がします。

これは何故かというと、
初対面の彼の印象は、「爽やか」「清潔感がある」「普通にモテそう」「恋愛とか慣れてそう」でした。
でも実際は恋愛経験はあまり無くて、アドバイスが欲しいと思い相談所に来たのです。

では、なぜ恋愛経験豊富そうに見えたのかというと、
それは、まぎれもなく彼が努力したからです。
洋服も揃えて、美容室行って、ムダ毛も処理して、肌もきれいにして、、、と努力したんです!
誰から言われたわけでもなく、自分でそうした方がいいと考えて!!

これが彼の素敵なところ&強さであり、毎月の面談であれこれアドバイスしなくても「済んでしまった」という表現が正しいかもしれません。

活動準備については、洋服は手持ちのものでまかなえそうだったので、それをベースにしつつ
季節によって追加で何か買いたいときに相談いただいたりしていました。
さすがの彼も1年分は揃えていませんでしたので。

活動開始の時は提携している美容室でいい感じにカットしていただきました。
が、活動中に他の美容室で担当さんがいない時に別の人に切ってもらったら、なぜかソフトモヒカンにされてしまい、週末のお見合いどうしたらいいか相談などいただいたりしました(笑)
(※別にわざわざ言わなくてもいいエピソードをねじ込んでみる)

申し込みについては女性からもある程度申し込みが来つつ、自分からも積極的に申し込みをしていきました。
「申し込んでくれた女性には全員とお会いしたい」とおっしゃっていましたが、
「現実的に無理なので気持ちだけで十分です、ちゃんと絞って会いましょう」なんてこともお伝えさせていただきました。

お見合いはお相手のプロフィールを読み込んで事前準備もちゃんとしていたし、変な癖なども無い方なので、ほとんどの方から交際希望が届いていました✨

毎回の面談は、スケジュールや報連相が20分、相談やアドバイス20分、残り20分は彼が勉強のために婚活系のSNSをよく見ていたので、
「たかはしさん、Xで●●って見たんですけど、これって本当ですか?」
などはよく話しました。
(※この辺りが本人レポートの内容につながることです)

そんな努力家な彼でも、いざ交際となれば悩むことがたっくさん出てきます。
自分なりにこれが正しいと思うけど、本当にこれで合ってるのか?
お相手の温度感は?自分に自信があまり無かったので、お相手が自分に前向きな気持ちがあると言われてもイマイチ信じられなかったり、、、、、。

そんな彼が交際の中でとても素敵だなと私が感じた一言がこちらです。

「本当は●●を希望してるんですが、そのまま伝えてしまうとお相手にプレッシャーになってしまうので、●●と伝えようと思います。」

これ、簡単なことようで実際にできる人ってとっても少ないんです。
「本当は●●って言いたかったけど、言い出せなくて●●って言ってしまました。」とかはよくあるんですけどね、、、、、。

自分の気持ちをしっかり持ちつつも、それをそのまま相手にぶん投げるんじゃんくて、【相手の立場になって考えて】伝える言葉を工夫して伝える。
婚活中だけじゃなくて、夫婦円満にも必要なことだと思います

成婚となった彼女との交際では、お相手に対して居心地のよさを早い段階から感じているようでした。
しかし、そんな状況でも私からは、まだ交際初期なので他のお見合いも少し入れるよう、他の交際と並行するようアドバイスさせていただいていました。

実直な彼は直ぐに真剣交際の判断をしなければ!と考えていたり、真剣交際の決断ができない自分を責めている時もあったんですが、「いやまだ交際1か月だから!婚活ウエディングBOOK読んで!」とか「先方の相談所からコッチはプレッシャーみたいな連絡も一切届いてないから!」と伝えたり、平行して交際している間も悪いことをしているようで慣れずに苦しんでいましたが、彼が通らなければならない道だと思っていたので、優しく&厳しくストレートにアドバイスはさせていただいたかなと思っています。

真剣交際に入ってからは本当にトントン拍子に交際は進んでいきました。
真剣交際に入ってから新たな共通点を発見したりもしていて、より一層本当に合うお相手に会えたと感じられたと思います。
末永くお幸せに~♡

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